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世界遺産の塗り絵(人物あり)について
世界遺産を訪ねる人々の姿と、旅先で出会う建物や風景を楽しめる塗り絵です。
日本の神社や古道、合掌造りの集落から、アジアの寺院、ヨーロッパの宮殿、古代遺跡まで、さまざまな場所で過ごすひとときを集めました。
法隆寺の桜を見上げる夫婦や、大聖堂の前で写真を撮る夫婦、運河をゴンドラで巡る場面もあります。
屋久島の大きな杉や知床の湖、小笠原のクジラなど、自然遺産を訪ねる情景では、森の緑や海の青に人物の服の色が映えます。
夫婦で庭園を歩いたり、家族で滝を眺めたり、案内を聞いて建物を見上げたりする場面には、旅の楽しさと穏やかな人の気配が感じられます。
五箇山で和紙を漉く職人の姿など、建物の中に息づく手仕事も見どころです。
朱色の回廊と藤色の着物、秋の田んぼと茅葺き屋根、朝焼けを映す池と蓮の花など、背景と人物の色を組み合わせながら、一枚の情景を仕上げていきましょう。
人物の服は好きな色に変えてもかまいません。
顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を添えると、やわらかな表情になります。
介護レクでの使い方
デイサービスや介護施設では、カラー見本を眺めながら、行ったことのある場所や、いつか訪れてみたい場所を選ぶところから始められます。
「旅行にはどなたと出かけましたか」「庭園と古い町並みなら、どちらを歩いてみたいですか」といった声かけも、無理なく会話を楽しむきっかけになるでしょう。
旅の経験がなくても、ラクダやリャマ、噴水、花壇、着物など、気になったものを話題にできます。
和紙作りの道具や赤レンガの建物から、昔の仕事や手仕事の思い出が広がることもありそうです。
話すことを求めず、静かに色を選ぶ時間も大切にしてください。
同じ絵を塗る場合も服や花の配色はそれぞれ自由にし、完成後には「この色がきれいですね」と好きな部分を見せ合う楽しみ方ができます。
一度に全部を仕上げず、今日は人物、次は背景というように分けてもよいでしょう。
塗り絵を選ぶときのポイント
建物の装飾をじっくり塗りたい方には宮殿や寺院、空や緑を広く塗りたい方には庭園や山の風景など、好みと取り組みやすさを合わせて選びましょう。
門の彫刻や石畳が細かく感じられるときは、模様を一つずつ塗り分けず、近い色でまとめても十分に雰囲気が出ます。
塗り始める前に数本の色鉛筆を選び、空や山など広い面から薄く色を置くと、人物の服や小物の色を決めやすくなります。
白い石壁や水の光には紙の白を残し、影には黒一色ではなく青灰色や薄い茶色を重ねるのがおすすめです。
遠景を淡く、手前の人物を少しはっきり塗ると、旅先を眺める構図がまとまります。
見本どおりに再現することより、ご自身が心地よいと感じる色で楽しんでください。
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