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塗り絵のポイント

この絵は、中国の桂林で、年配の夫婦が竹いかだに乗って漓江を下っている場面です。水墨画のような尖った山々、緑の川面、竹いかだ、船頭、水牛、川辺の竹林、霞む空が描かれています。尖った山々は奥ほど薄い青緑や灰色、手前は緑で塗り、川面は緑と青緑にします。竹いかだは黄土色、竹林は黄緑、水牛は灰色にすると、水墨画のような情緒が残ります。

塗る順番は、空と霞、遠くの山々、手前の山、竹林と水牛、川、いかだ、最後に人物の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。

注意点は、遠くの山まではっきり塗り、霞の雰囲気が消えることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に川面に山の影を薄く映すと、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。