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塗り絵のポイント
この絵は、長崎のグラバー園で、年配の夫婦が紫陽花の咲く庭から旧グラバー住宅を眺めている場面です。白い木造の洋館、緑の窓枠、ベランダ、青や紫、桃色の紫陽花、ヤシの木、遠くの長崎港と船が描かれています。洋館は白、窓枠は緑、ベランダは淡い灰色で塗ります。紫陽花は青、紫、桃色を株ごとに分け、港の海は青、ヤシの木は緑にすると、異国情緒ある長崎らしい景色になります。
塗る順番は、空、港と海、洋館、ヤシの木、紫陽花、最後に夫婦の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。
注意点は、紫陽花の小さな花を一つずつ塗り分けようとして疲れることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に花のかたまりの下側を濃くしてふくらみを出すと、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。
