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塗り絵のポイント
この絵は、石見銀山の大森の町並みを、年配の夫婦が散策している場面です。赤い石州瓦の屋根、木の格子の町家、白壁、のれん、水路、鉢植えの花、緑の山が描かれています。屋根は石州瓦らしい赤茶色、町家の格子は茶色、白壁は紙の白を残します。のれんは藍色、鉢植えの花は桃色や黄色にすると、古い町並みに彩りが生まれます。
塗る順番は、空と山、屋根、町家の壁と格子、水路と道、のれんと花、最後に夫婦の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。
注意点は、格子の細い部分を濃く塗って重たくなることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に水路に水色を薄く入れて涼しさを出すと、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。
