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塗り絵のポイント
この絵は、インドネシアのボロブドゥール寺院の上段を、年配の夫婦が釣鐘形の仏塔の間を歩いている場面です。灰色の石の仏塔、石の階段、遠くの緑の森と火山、朝もや、青空が描かれています。仏塔は灰色に薄い茶色や緑を混ぜ、苔むした石の味わいを出します。遠くの森は緑、火山は青紫、朝もやは紙の白を残すと、静かな朝の雰囲気になります。
塗る順番は、空と火山、森と朝もや、仏塔、石の階段、最後に夫婦の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。
注意点は、仏塔をすべて同じ灰色で塗り、単調になることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に手前の仏塔をやや濃く、奥を薄くすると、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。
