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塗り絵のポイント
この絵は、小笠原の青い海で、ホエールウォッチングの船の上から年配の夫婦がクジラを眺めている場面です。ボニンブルーと呼ばれる深い青の海、潮を吹くザトウクジラの尾びれ、白い波、船の手すり、遠くの島、青空が描かれています。海はボニンブルーと呼ばれる深い青を中心に、遠くは少し明るい青にします。クジラは青灰色と黒に近い紺、潮吹きと白い波は紙の白を残し、手すりは白や銀色で塗りましょう。
塗る順番は、空、遠くの島、海、クジラ、船の手すり、最後に夫婦の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。
注意点は、クジラを真っ黒に塗りつぶして形が見えなくなることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に海に白い波頭を残して動きを出すと、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。
