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塗り絵のポイント
この絵は、高原のベンチで地図を広げ、次の行き先を相談する夫婦の風景です。そばに停まる黄色いボンネットバスと広い山並みが、ゆったりとした旅の時間を感じさせます。見本のように男性のシャツを水色、女性の上着を淡い桃色にすると、緑の景色の中で二人が自然に引き立ちます。バスの黄土色とクリーム色は、手前の花の黄色い中心にもつながります。地図を見て道を選んだ思い出や、高原でひと休みした日の気分を思い浮かべながら塗ってみましょう。
塗る順番は、空、遠くの山、近くの緑、地面とベンチを淡く塗り、そのあとバスと人物を彩ります。奥の山には青灰色、近くの草には黄緑を使うと、遠近の違いが出ます。バスはクリーム色の上から黄土色を少しずつ重ね、屋根の上部に明るさを残しましょう。地図は大きな区画を薄緑や淡い黄色で分け、水の部分を水色にすると見やすくなります。人物の服には折り目の内側だけ少し濃い色を足し、顔と手は最後まで明るい肌色に整えてください。
注意点は、地図を実物のように細かく描き込もうとしないことです。線で分かれた面を数色で塗るだけでも、旅の相談らしい雰囲気になります。白い花や女性のスカートは、紙の白さを残してふちに薄い灰色を添える程度で十分です。髪も白い部分を生かすと、やさしい表情に合います。ベンチの木目は強くなぞらず、茶色を同じ方向に軽く重ねましょう。仕上げに手前の葉を少し濃くすると、広い景色の中に奥行きが生まれ、二人の穏やかな時間が引き立ちます。
