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塗り絵のポイント

この絵は、木造駅舎の片隅に手荷物台車、革トランク、布包み、切符箱が並ぶ旅立ち前の静物です。乗り物そのものではなく、駅で使われた道具から旅の期待感を感じるように仕上げるのがポイントです。まずは室内の壁や床に薄い茶色や灰色を軽く入れ、中央のトランクと台車の車輪が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。革トランクは茶色、荷札は赤、布包みは青、切符箱は白、窓の外の植え込みは緑、駅灯は黄色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。トランクは角やベルト部分を少し濃くすると、古い革の重みが出ます。布包みは結び目の下だけを濃くし、広い面は明るく残すとやわらかい立体感になります。影は黒ではなく青灰色やこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、床板や壁を濃く塗りすぎると、トランクや白い箱の存在感が弱くなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に金具、荷札の端、窓枠、駅灯の光へ軽くアクセントを足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。