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塗り絵のポイント

この絵は、木造校舎の長い廊下に掃除用具入れ、箒、バケツ、雑巾、ちりとりが並ぶ場面です。掃除の後の清々しさと、磨かれた廊下に差し込む光を意識して仕上げるのがポイントです。まずは廊下や壁の薄い茶色、生成り色を軽く入れ、右手前の掃除道具が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。バケツは赤、雑巾は青、ちりとりは黄色、箒は茶色、奥の鉢植えは緑を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。廊下の床は板目を濃く描き込みすぎず、長い方向に薄く茶色を重ねると奥行きが出ます。掃除道具はそれぞれ色を分けると、人物がいない絵でも主役が分かりやすくなります。影は黒ではなく青灰色や薄いこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、廊下全体を濃い茶色で塗ると、光が入る清々しさが弱くなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に床の反射、箒の影、バケツの縁を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。