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塗り絵のポイント

この絵は、昭和の温泉旅館の娯楽室に、卓球台、ラケット、ピンポン球、スリッパ、木のベンチが置かれた休憩時間の風景です。人はいなくても、旅先で遊んだ後の楽しい余韻と、湯けむりのある静けさを意識して仕上げるのがポイントです。まずは壁や床、窓の外に薄い茶色や淡い灰色を軽く入れ、中央の卓球台と手前のラケットが自然に目立つように少し濃く塗りましょう。卓球台は緑、ラケットは赤と黒、球は白、スリッパは青、ベンチや床は茶色、ポスターは黄色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。卓球台は広い面を薄い緑で塗り、縁や脚を少し濃くすると台の形がはっきりします。ラケットは赤と黒の面を塗り分け、白い球は下側に薄い青灰色を入れると丸みが出ます。影は黒ではなく青灰色や深緑を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、卓球台の緑を濃く塗りすぎて、ラケットや球が目立たなくなることです。台は薄く広く、ラケットと球を少しはっきり塗ると、遊びの雰囲気が伝わりやすくなります。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に窓の外の湯けむり、扇風機の影、床板の薄い茶色を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。