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塗り絵のポイント

この絵は、昭和の街角で学生たちが路面電車を待ち、商店街や横断歩道が広がる通学風景です。朝の街の少しきびきびした空気と、電車を待つ静かな時間を意識して仕上げるのがポイントです。まずは空や遠くの建物に薄い水色や灰色を軽く入れ、緑色の路面電車と学生たちが自然に目立つように少し濃く塗りましょう。電車は緑、信号は赤、看板は黄色、横断歩道は白、学生服は濃紺や黒に近い青を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。路面電車は窓を全部濃くせず、少し白を残すとガラスらしい抜け感が出ます。学生服は濃い色を一度で塗らず、薄い青や灰色を重ねてから影だけ濃くすると、人物が重たくなりません。影は黒ではなく青灰色や薄いこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、建物や電線まで細かく濃く塗り込むと、学生たちと電車の印象が弱くなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に電車のライト、鞄の角、横断歩道の白さ、信号の丸い部分に軽く光を足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。