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塗り絵のポイント

この絵は、夜店の金魚すくい屋台で親子が水槽をのぞき込み、ポイをそっと水に入れている夏祭りの場面です。提灯の明かりと水面の涼しさが重なる、楽しくも懐かしい雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは屋台の奥や水槽、人物の浴衣に薄い青や薄茶、淡い緑を軽く入れ、手前の親子と金魚が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。金魚は赤や橙、黒、水面は水色、提灯は黄色や赤、屋台幕は緑や白を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。水槽は全体を濃い青にせず、薄い水色を広く入れてから金魚の近くに少し影を足すと、透明感が出ます。親子の顔や手元は明るく残し、ポイや水面の白さを大切にすると、金魚すくいに集中する様子が自然に伝わります。影は黒ではなく青灰色や深い緑を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、夜店のにぎわいを出そうとして背景を濃くしすぎることです。奥の人々や屋台は控えめにし、手前の親子と水槽を少し明るくすると、見せたい部分がはっきりします。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に金魚の赤、水面の光、提灯の黄色を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。