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塗り絵のポイント

この絵は、海を望む小さな木造駅舎の前に、赤い丸型ポスト、黄色い駅名標、白いベンチ、松の木、旅行鞄が置かれた情景です。人のいない静かなホームに潮風が通る、夏旅の始まりのような雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは空と海を薄い青で軽く入れ、中心となる駅舎と赤いポストが自然に目立つように少し濃く塗りましょう。駅舎は茶色、ポストは赤、駅名標は黄色、ベンチは白や薄い灰色、松は緑、旅行鞄はこげ茶を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。海は水平線に近い部分を薄く、手前を少し濃くすると奥行きが出ます。駅舎の木部は柱や屋根の下にだけ濃い茶色を重ね、白いベンチは影を控えめにすると明るい印象になります。影は黒ではなく青灰色や薄いこげ茶、深緑などを使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、駅舎や木の部分をすべて濃い茶色で塗ると、画面が重く見えやすいことです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後にポストの赤、海面の光、鞄の金具や駅舎の影を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。