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塗り絵のポイント
この絵は、小さな木橋のたもとに灯籠、下駄、夏草があり、川面と月明かりが静かに広がる情景です。人物を描かずに、夕涼みの気配と水辺の静けさを味わう雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは川面や空に薄い青、石や灯籠に薄い灰色を軽く入れ、中心となる灯籠と下駄が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。夏草は緑、下駄の鼻緒は赤、月明かりは黄色、橋は茶色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。川面は濃く塗りつぶさず、青や青紫を横に薄く重ねると、涼しげな水の広がりが出ます。灯籠は灰色を薄く入れ、窓の部分に黄色を少し重ねると、石の重みと灯りの温かさが両方表せます。影は黒ではなく青灰色や深い緑を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、柳や夏草を一本ずつ濃く塗りすぎて、画面が細かく忙しく見えることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、月明かりや灯籠の窓、川面の光を少し残すと効果的です。最後に下駄の赤い鼻緒や月の黄色、草の明るい緑を軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
