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塗り絵のポイント

この絵は、庭先で孫が手持ち花火を楽しみ、縁側から祖母がやさしく見守っている情景です。家庭の庭で過ごす夏の夜の安心感と、世代を超えた穏やかな時間を意識して仕上げるのがポイントです。まずは石畳や縁側、庭木に薄い灰色や黄緑を軽く入れ、中心となる孫と花火の光が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。バケツは青、花火袋は赤、鉢植えは緑、縁側や柱は茶色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。石畳は一つずつ濃く塗り分けるより、薄い灰色を全体に入れてから数か所だけ濃淡をつけると、落ち着いて見えます。花火の周りは黄色や橙色を円を描くように軽く重ねると、火花の明るさが自然に出ます。影は黒ではなく青灰色や薄いこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、石畳や庭の小さな部分を全部濃く塗ってしまい、花火の光が弱く見えることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、花火の中心や縁側、祖母の顔まわりの明るさを少し残すと効果的です。最後に花火袋やバケツの縁、鉢植えの影を軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。