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塗り絵のポイント

この絵は、縁側の丸い座卓に枝豆と西瓜の皿、琥珀色に輝く冷茶のグラスが並び、うちわと蚊取り線香が添えられた夕暮れの縁側の情景です。青紫に染まった夕空と石灯籠のぬくもりある灯り、夏の夕涼みのゆったりとした時間を意識して仕上げるのがポイントです。まずは夕空の青紫と庭の暗みがかった緑を薄く入れ、手前の食卓まわりが自然に目立つように少し濃く塗りましょう。枝豆は深みのある黄緑、西瓜の果肉は朱赤に黒の種、冷茶のグラスは琥珀色と薄い水色のきらめき、夜の庭は青みの強い深緑を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景の夕空と庭、縁側の床、丸い座卓、皿や食べ物・グラスの順がおすすめです。夕暮れの光は室内側が温かい橙がかった色で、庭に向かうほど青紫の夜の色に変わるため、自然なグラデーションを意識して塗ると雰囲気が出ます。石灯籠の灯りは周囲をうすい黄みがかった色でやわらかく広げると、夜の庭に浮かぶほのかな明かりが表現しやすくなります。影は黒ではなく青紫や深い藍色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、夕暮れから夜にかけての時間帯の絵なので、暗くしすぎて全体が沈んだ印象にならないよう注意することです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に石灯籠のやわらかな光の広がりと、蚊取り線香の煙のうすい青みがかった揺らぎを軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。