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塗り絵のポイント

この絵は、夏の軒先に吊るされたガラスの江戸風鈴の中を金魚が泳ぐ、涼やかで懐かしい夏の情景です。ガラス越しに透ける金魚の愛らしさと、そよ風に揺れる短冊の軽やかさを意識して仕上げるのがポイントです。まずは空の青や庭の木々の薄い緑を軽く入れ、ガラスの球が自然に目立つように丁寧に塗り進めましょう。金魚はオレンジや赤みがかった金色、短冊は淡い水色、背景の空や庭の緑は明るい青緑を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景の空と木々、軒の木材や建物の壁、庭の紫陽花や石灯籠、そして風鈴のガラス球と金魚の順がおすすめです。ガラスの透明感を出すには、白やごく薄い水色で球の光る部分を残しながら、周囲の庭の色が映り込むようなやわらかい緑や青をのせると効果的です。影は黒ではなく、青みがかったグレーや深い藍色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、ガラス球を濃く塗りすぎて透明感が失われることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、ガラスの明るい部分を少し残すと効果的です。最後に金魚の尾びれの鮮やかなオレンジや、短冊に映る淡い空の色を軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。