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塗り絵のポイント

この絵は、夏の昭和の商店街の軒先に、氷旗や木製ベンチ、琺瑯の水差し、朝顔の鉢が並んでいる場面です。水を打った石畳とすだれから、涼を誘う静かな店先の雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは背景や石畳を薄い青灰色で軽く入れ、氷旗と朝顔が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。氷旗は赤と青、水差しは白、ガラスコップは黄色、朝顔は青や紫、葉は緑、ベンチは茶色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。すだれは線の一本一本を追わず、薄い黄土色を広く重ねると落ち着きます。氷旗は白い布の余白を残しながら、赤や青の部分を少しずつ濃くすると涼しげに見えます。影は黒ではなく青灰色や薄い茶色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、石畳やすだれを濃く塗りすぎて、氷旗の明るさが失われることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、水差しや氷旗の白い部分、石畳の反射を少し残すと効果的です。最後にコップの影、朝顔の花の中心、ベンチの脚元を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。