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塗り絵のポイント
この絵は、昭和の貸本屋の店内に、漫画本の並ぶ木製棚、丸椅子、紙袋、鉢植え、掛け時計が置かれた静かな風景です。本を選ぶ前のわくわく感と、古い店内の落ち着いた懐かしさを意識して仕上げるのがポイントです。まずは壁や床、棚に薄い黄土色や薄茶を軽く入れ、漫画棚と丸椅子が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。本の表紙は赤や青、貸出票は黄色、鉢植えは緑、紙袋は白、棚や椅子は茶色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。棚は縦横の木枠を少し濃い茶色にし、本の表紙は一冊ずつ濃くしすぎず、赤と青を交互に置くと見やすくなります。丸椅子は座面の中央を明るく残し、脚の下側に薄い影を入れると立体感が出ます。影は黒ではなく青灰色やこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、本棚の本をすべて強い色で塗ってしまい、丸椅子や紙袋が埋もれてしまうことです。表紙は明るい色を残しながら、棚の木目や床は控えめにすると落ち着きます。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に時計の影、鉢植えの葉、紙袋の薄い灰色を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
