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塗り絵のポイント
この絵は、昭和の茶の間で家族がブラウン管テレビの歌番組を囲んで見ている団らんの場面です。小さな画面をみんなで楽しむ温かさと、茶の間らしい生活感を意識して仕上げるのがポイントです。まずは畳や障子、壁に薄い黄土色や生成り色を軽く入れ、テレビと家族の輪が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。テレビは茶色、こたつ布団は緑、みかんは黄色から橙色、花瓶は赤、座布団は青、湯のみは白や淡い灰色、人物の服は紫、紺、赤茶を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。テレビ画面は薄い灰色を軽く入れ、歌手の部分を少し濃くすると、画面の中と部屋の中の違いが出ます。こたつ布団は広い面を薄い緑で塗り、ふくらみの下側だけ少し濃くすると、柔らかさが出ます。影は黒ではなく青灰色やこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、こたつ布団や人物の服を濃くしすぎて、家族の表情やテレビ画面が沈んでしまうことです。みかんや花瓶の明るい色をアクセントにし、顔まわりはやわらかく残すと団らんの雰囲気が出ます。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後にテレビ画面の薄い影、みかんの橙色、こたつ布団の濃淡を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
