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塗り絵のポイント

この絵は、昭和の午後の縁側で、男性二人が将棋盤を挟んで静かに一手を考えている場面です。庭の緑と畳の落ち着きに包まれた、ゆったりした時間を意識して仕上げるのがポイントです。まずは庭や障子、縁側の床に薄い緑、生成り色、薄茶を軽く入れ、中央の将棋盤と二人の姿が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。将棋盤は茶色、駒は黄土色、座布団は青、湯のみは赤、庭木は緑、着物や服は紺、灰色、茶色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。将棋盤は盤面を薄い黄土色で整えてから、側面に少し茶色を足すと立体感が出ます。駒は一つずつ濃くするより、全体を同じ薄さでまとめ、手前の駒だけ少し濃くすると盤面が見やすくなります。影は黒ではなく青灰色やこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、庭の木々や床板の線を全部濃くして、将棋盤より背景が強くなってしまうことです。背景は控えめにし、二人の顔と盤面を少し明るく残すと、静かな集中が伝わります。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に駒の影、湯のみの赤、座布団の青を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。