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塗り絵のポイント

この絵は、家族が水田に並び、苗を手にして田植えをしている昭和の農作業の情景です。青空と水面の明るさ、家族で同じ作業を進める穏やかな一体感を意識して仕上げるのがポイントです。まずは空と水面に薄い水色を軽く入れ、田植えをする人物と苗が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。苗は若草色や緑、畦道は茶色、手ぬぐいや衣服の一部は赤や紺、背景の家や木々は灰色や深緑を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。水田は一面を濃く塗らず、空の色を映すように薄い青を広く使い、雲や水の光を白く残すと涼しげに見えます。苗は根元を少し濃く、先を明るくすると、植えたばかりの瑞々しさが出ます。影は黒ではなく青灰色や深緑を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、水面や空を濃く塗りすぎて、田植えの人物や苗の細かな動きが見えにくくなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に水面の反射、赤い手ぬぐい、苗の先端の明るさを軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。