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塗り絵のポイント
この絵は、昭和の映画館の前で、若い男女が手描きの映画看板を見上げている夜の街角の風景です。映画館の明かりと少し照れた二人のしぐさから、お出かけの日の華やかさと懐かしさを意識して仕上げるのがポイントです。まずは夜空や建物、石畳に薄い青灰色や薄茶を軽く入れ、中央の二人と映画館の入口が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。看板の縁や切符売り場は赤、扉は青、電球は黄色、街路樹は緑、人物の服は紫や茶色、灰色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。夜の場面は空を濃くしすぎず、電球の周りを明るく残すと映画館の温かい光が出ます。看板は細部をすべて塗り込むより、大きな面ごとに色を分けると、昭和らしい手描き看板の雰囲気が出ます。影は黒ではなく青灰色や深い藍色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、看板や街路樹を濃く塗りすぎて、二人の姿が埋もれてしまうことです。人物の顔まわりと手元は明るく残し、入口の明かりや看板の縁を少し強めると視線が自然に集まります。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に電球の黄色い光、石畳の薄い影、服のしわを軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
