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塗り絵のポイント
この絵は、魚屋の前に停まったオート三輪の荷台へ、鉢巻き姿の店主が魚箱を積んでいる場面です。朝の商店街に働く人の活気と、魚屋らしい涼しげな雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは店先や石畳を薄い灰色や茶色で軽く入れ、オート三輪と店主、手前の魚箱が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。オート三輪は青緑、魚は銀色や青灰色、木箱は茶色、笹は緑、のぼりや看板は赤や紺を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。オート三輪は大きな面を薄い青緑で整え、前面やタイヤの近くに少し濃い色を重ねると立体感が出ます。魚箱は氷を白く残し、魚の背だけに青灰色を軽く入れると涼しげに見えます。影は黒ではなく青灰色やこげ茶色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、魚や氷の部分を細かく塗り込みすぎて、全体が重く見えることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、氷や白い前掛け、車体の光る部分を少し残すと効果的です。最後に魚の背のつや、秤の影、木箱の角の濃淡を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
