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塗り絵のポイント

この絵は、縁側に置かれた手紙と秋の花、湯のみ、座布団を描いた静かな敬老の日の情景です。手紙に込められた感謝と、庭の秋草がつくるやさしい空気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは縁側の木部や庭の緑を薄く入れ、白い手紙と花瓶が自然に目立つように周囲の色を整えましょう。手紙は白、封筒は淡い生成り、花は紫や黄色、湯のみは青緑、座布団は藍色、縁側は茶色、庭は緑と少しの紅葉色を組み合わせると、秋らしくまとまります。

塗る順番は、庭、縁側、湯のみや座布団、手紙、花の順がおすすめです。手紙は塗りすぎず、折り目や下側だけに薄い灰色を足すと、紙の白さがきれいに残ります。花は大きな花びらから色を入れ、小さな花や葉は淡い色でまとめると、細かくなりすぎません。影は黒ではなく薄茶色や青灰色を使うと、全体がやわらかく見えます。手前の手紙と湯のみを少しはっきり、奥の庭を薄くすると、縁側の静けさが出ます。

注意点は、庭の緑や座布団の藍色を濃くしすぎて、手紙の白さが目立たなくなることです。やさしい仕上がりにするには、暗い色を一度で強く塗らず、薄く重ねながら様子を見ましょう。最後に花瓶の丸み、湯のみのふち、手紙の角、座布団のしわに淡い影を足すと、静物としての存在感が増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、手紙と花が自然に主役に見えるか確認してください。