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塗り絵のポイント
この絵は、広い川面に夜空の花火が映り込み、遠くに屋形船や提灯の列が見える情景です。人物を入れず、花火の華やかさと水辺の涼しさを色面で楽しむ雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは夜空と川に薄い青を軽く入れ、中心となる大輪の花火と水面の反射が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。花火は赤、黄色、青、紫、川面は青や青紫、草むらは緑、石の護岸は灰色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。花火は中心を明るく残し、外へ向かって薄い色を重ねると、光が広がる感じが出ます。川面の反射は縦に強く塗らず、波の形に沿って薄く色を置くと、水の揺れが自然に見えます。影は黒ではなく深い紺色や青灰色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、夜空を最初から濃い紺色で塗りつぶしてしまい、花火や屋形船が沈んで見えることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、花火の中心、川面の光、屋形船の白い部分を少し残すと効果的です。最後に提灯の黄色や赤、花火の中心の明るさを軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
