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塗り絵のポイント
この絵は、人が引いた後の盆踊り会場に、やぐら、和太鼓、提灯、団扇、手ぬぐいが静かに残っている情景です。祭りの賑わいが過ぎた後の余韻と、夏の夜の落ち着いた空気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは夜空や地面、木立に薄い青や黄土色、緑を軽く入れ、中心となるやぐらと太鼓が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。紅白幕は赤と白、提灯は赤や淡い黄色、団扇は青、手ぬぐいは黄色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。やぐらの木部は茶色を一色で塗りつぶさず、柱や床板ごとに少しだけ濃淡を変えると、組み木の立体感が出ます。太鼓は胴を明るい茶色、縁を少し濃い茶色にすると、丸みが分かりやすくなります。影は黒ではなく青灰色やこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、提灯や紅白幕を強い赤だけで塗りすぎて、画面全体が重くなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、白い提灯や幕の白地、太鼓の光を少し残すと効果的です。最後に提灯の灯りや団扇の青、手ぬぐいの黄色を軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
