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塗り絵のポイント
この絵は、海辺の旅館の縁側で、浴衣姿の女性が団扇を手に海を眺めている情景です。夏の旅先でひと息つく、静かで品のある雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは海と空を薄い青、縁側を淡い茶色で軽く入れ、中心となる女性と団扇、風鈴が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。海は青、障子は白、庭木は緑、風鈴は赤や透明感のある水色、夕日は黄色、縁側は茶色、浴衣は淡い青や紫を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。夕日は濃く塗らず、周囲を薄い黄色や橙でぼかすように重ねると、やわらかな時間帯が表せます。浴衣の柄は全部を濃くせず、大きな花の一部だけに色を入れると上品にまとまります。影は黒ではなく青灰色や薄い紫、こげ茶などを使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、庭木や海を濃く塗りすぎると、縁側の静かな雰囲気が重くなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に風鈴の赤、団扇の淡い模様、海面に映る夕日の光を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
