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塗り絵のポイント

この絵は、港を見下ろす坂道を、日傘をさした女性がゆっくり歩いている情景です。旅先で出会った海辺の町の、明るく品のある雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは海と空を薄い青、石段を淡い灰色で軽く入れ、中心となる女性と日傘が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。海は青、漆喰の壁は白、屋根は赤茶、鉢植えは緑、日差しは黄色、石段は灰色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。坂道は手前の石を少し濃く、遠くの町並みを薄くすると、奥へ続く感じが出ます。日傘は中央を明るく残し、骨の近くに薄い影を入れると、柔らかな立体感が生まれます。影は黒ではなく青灰色や薄い紫、こげ茶などを使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、背景の建物や植物をすべて濃く塗ると、女性と日傘が目立ちにくくなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に海面の光、鉢植えの緑、着物や帯の淡い色を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。