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塗り絵のポイント
この絵は、古い日本家屋の玄関先で、帰省した家族を祖父母が笑顔で迎えている場面です。お盆の再会を感じる、あたたかく懐かしい雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは玄関の板の間や柱、外の光に薄い茶色や淡い黄色を軽く入れ、中心の祖父母と帰省した家族が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。旅行鞄は青、麦わら帽子は白や薄い黄色、風鈴は赤、鉢植えは緑、夕日の光は黄色、木の床は茶色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。玄関の木部は薄茶から始め、柱や段差の下だけ少し濃くすると、奥行きが出ます。鞄や服は広い面を先に薄く塗り、持ち手や帯、風鈴などの小物を後から濃くすると、画面が整理されます。影は黒ではなく青灰色やこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、人物が多い場面なので、全員の服を濃く塗りすぎて視線が散らばることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、顔まわり、帽子、玄関の光が当たる部分を少し残すと効果的です。最後に玄関の段差や足元、風鈴の下へ薄い影を軽く足すと、再会の場面らしい立体感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
