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塗り絵のポイント
この絵は、川辺の土手に座った浴衣姿の家族が、夜空に広がる花火を眺めている情景です。にぎやかな花火大会でありながら、家族でゆっくり見上げる落ち着いた夏の夜を意識して仕上げるのがポイントです。まずは夜空と川面に薄い青を軽く入れ、中心となる家族と大きな花火が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。提灯は赤や黄色、川は青や青紫、浴衣や団扇は白、赤、緑、紫を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。川面は横方向に薄い青や紫を重ね、花火の映り込みだけを黄色や橙色で軽く入れると涼しさが出ます。浴衣は一枚ずつ色を変えすぎず、赤系、青系、淡い緑など大きく分けて塗ると、家族のまとまりが保てます。影は黒ではなく青灰色や深い紺色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、花火や提灯をすべて強い色で塗ってしまい、画面全体が派手になりすぎることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、花火の中心や川面の光、団扇の白さを少し残すと効果的です。最後にとうもろこしの黄色や提灯の光を軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
