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塗り絵のポイント
この絵は、夏草の間を小さな清流が流れ、川辺の花や石、赤とんぼや蝶が涼しげに広がる風景です。水辺の涼しさと、夏の自然をゆっくり眺めるような穏やかな雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは空と川面を淡い水色で軽く入れ、中心となる流れと手前の草花が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。川は水色や青緑、草は黄緑や深緑、花は桃色、黄色、白、青を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。川面は一面を濃く塗らず、流れの線に沿って淡い青を入れ、白く残した部分を光として使うと涼やかに見えます。石は灰色だけでなく薄茶や青灰色を重ねると自然になり、赤とんぼや蝶は小さくても少し鮮やかに塗ると絵の中の目印になります。影は黒ではなく青灰色や深緑などを使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、草むらを濃い緑だけで塗りつぶしてしまうことです。葉の向きや花の位置が分かりにくくなるので、明るい黄緑を多めに使い、ところどころに白い余白を残しましょう。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に川のきらめき、虫の羽の透明感、花の中心の黄色などを軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
