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塗り絵のポイント
この絵は、夏の畳の部屋の文机に、虫図鑑、虫眼鏡、色鉛筆、うちわ、虫かご、ラムネ瓶、貝殻が並び、窓の外に庭の緑が見える静物の風景です。虫捕りから帰ったあとの余韻と、涼しい部屋で思い出を眺めるような懐かしい雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは畳や机を薄い黄土色や淡い茶色で軽く入れ、中心となる虫図鑑と色鉛筆が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。色鉛筆は赤、青、黄、緑、紫、ラムネ瓶は水色、うちわは青や紫の朝顔色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。机は明るい茶色を広く入れ、端や物の下だけを少し濃くすると、小物が自然に浮かび上がります。虫図鑑の虫は体のつやを残すように塗り、虫眼鏡やラムネ瓶は水色や灰色を薄く重ねて、透明感を出すと涼しげです。影は黒ではなく青灰色やこげ茶などを使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、机の上の小物をすべて同じ強さで塗ってしまうことです。色鉛筆やラムネ瓶を明るく見せたい場合は、畳や机を控えめにし、虫図鑑のページは白やクリーム色を残すと見やすくなります。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に瓶の光、色鉛筆の先、風鈴や虫眼鏡の透明な部分を軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
