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塗り絵のポイント
この絵は、透明なガラスの大鉢に氷水と白い素麺が盛られ、青じそ・みょうがなどの薬味の小皿と涼しげな染付の器が卓上に整然と並んだ夏の昼食の情景です。ガラス越しの光と白い素麺の清潔な涼しさ、夏の食卓のひとときを意識して仕上げるのがポイントです。まずは簾越しの淡い光や竹素材のランチョンマットを薄い黄みがかった色で軽く入れ、ガラス鉢が自然に目立つように仕上げましょう。素麺は純白に近い色、ガラス鉢は薄い水色がかった透明感、染付の器は白地に藍色の文様を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景の簾と窓外の緑、ランチョンマット、薬味の小皿、ガラス大鉢の順がおすすめです。ガラス鉢はごく薄い水色や淡い青みがかったグレーで塗り、光の反射を白のまま残すと透明感が表現しやすくなります。素麺は用紙の地色をできるだけ生かし、影になる部分だけをごく薄いグレーや淡い黄みで入れると、麺のやわらかさと清潔感が伝わります。影は黒ではなく青灰色や薄い水色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、白い素麺に色を乗せすぎて、涼しげな清潔感が損なわれないようにすることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後にガラス鉢のきらめきや氷の反射を白や薄い水色で軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
