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塗り絵のポイント
この絵は、七五三の朝、祖母が孫娘の晴れ着の帯を整える温かな場面です。朱色の着物と山吹色の帯を中心に、祖母の薄紫の着物を合わせると、二人の姿がやさしく引き立ちます。大きな梅の花は白や薄桃色を残し、葉には落ち着いた緑を添えましょう。障子の向こうの庭や黄色い菊は薄く塗り、支度をする手元に自然と目が向くようにすると、静かな朝の空気を感じられます。
塗る順番は、障子と畳に淡いクリーム色を入れ、柱や文机を明るい茶色で整えてから、二人の着物へ進むと塗りやすくなります。花柄を先に薄く塗っておけば、着物の地色との境目が分かりやすくなります。帯の折り重なる部分には黄土色を少し足し、肌には淡い肌色、頬には薄い桃色を重ねましょう。祖母の髪は白いところを多めに残して灰色を添え、孫娘の髪は茶色から濃くしていきます。
注意点は、着物の花柄や髪飾りの小さな部分をすべて濃く塗ろうとしないことです。線画では庭や小物の細部を整理してあるので、見本と同じ細かな模様を描き足す必要はありません。指と帯の境目は力を抜いてゆっくり塗り、袖の折り目には同系色を軽く重ねる程度にしましょう。最後に黄色い菊と髪飾りへ少し鮮やかな色を加えると、晴れの日らしさが伝わります。
