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塗り絵のポイント

この絵は、奈良の春日大社の朱塗りの回廊に、青銅の釣灯籠がずらりと並ぶ様子を描いた絵です。朱の柱、白い壁、緑青色の灯籠、垂れ下がる紫の藤の花、石灯籠、木陰で休む鹿が描かれています。回廊の柱は朱色、壁は白、釣灯籠は緑青色と灰緑で塗ると、春日大社らしい色の対比が生まれます。藤の花は紫と薄紫を交互に、鹿は茶色に白い斑点を残しましょう。

塗る順番は、空と奥の木々、藤の花、回廊の屋根と柱、釣灯籠、石灯籠と参道、最後に鹿の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。空の色を最初に決めておくと、建物や自然の色との組み合わせを考えやすくなります。

注意点は、たくさんの灯籠を同じ濃さで塗り、奥行きがなくなることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に奥の灯籠ほど薄く塗って遠近感を出すと、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。