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塗り絵のポイント

この絵は、畳店の作業場にい草、縁布、糸巻き、大きな針、巻かれた畳表が並んでいる情景です。新しいい草の香りが広がるような、清潔で丁寧な職人仕事の雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは畳や壁に薄い黄緑や生成り色を軽く入れ、作業台に広がるい草が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。い草は緑、縁布は黄色や金茶、糸巻きは白、木製台は茶色、大きな針は黒や銀色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、中心になる道具の順がおすすめです。い草は一本ずつ強く塗るより、全体に薄い黄緑を入れてから、束の向きに沿って数本だけ濃い緑を足すと自然に見えます。巻かれた畳表は丸みの外側を明るく、奥や下側を少し暗くすると、重なりと厚みが出ます。影は黒ではなく深緑や青灰色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、い草の線をすべて同じ濃さでなぞるように塗って、画面が細かく硬く見えてしまうことです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に縁布の黄色、糸巻きの白さ、畳表の端の影を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。