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塗り絵のポイント

この絵は、朝の和室にたたみかけの布団、白い枕、紺色の丹前、障子越しの朝日、座布団、湯たんぽ、衣紋掛けが置かれた情景です。目覚めたばかりの昭和の家の穏やかさと、やわらかな朝の光を意識して仕上げるのがポイントです。まずは障子や畳、布団の薄い色を軽く入れ、中心となる布団と丹前が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。丹前は紺色、布団と枕は白や淡い灰色、朝日は黄色、座布団は緑、湯たんぽは赤を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。布団は真っ白のままにせず、しわの内側にごく薄い青灰色を重ねるとふくらみが出ます。丹前は紺色を一度で濃くせず、折り目や重なりの部分だけ深くすると立体感が出ます。影は黒ではなく青灰色や薄い茶色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、朝日の黄色を全体に強く入れすぎて、布団や障子の白さが失われることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、枕や布団、障子の明るい部分を少し残すと効果的です。最後に障子の光、丹前の折り目、湯たんぽの影を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。