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塗り絵のポイント
この絵は、和室の衣桁にはんてん、毛糸の手袋、襟巻き、毛糸玉、足袋入れが掛けられ、畳の上に座布団と裁縫箱が置かれている情景です。冬支度のぬくもりと、衣類を整える静かな時間を意識して仕上げるのがポイントです。まずは畳や壁に薄い黄緑や生成り色を軽く入れ、はんてんと赤い手袋が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。はんてんは紺、手袋は赤、襟巻きは白、毛糸玉は黄色、足袋入れや裁縫箱は茶色、座布団は緑、窓の外は薄い青灰色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、中心になる道具の順がおすすめです。はんてんは濃い紺を一度で塗らず、袖や裾の影だけ少し重ねると厚みが出ます。襟巻きや雪景色は白を多く残し、周囲に薄い青灰色を入れると、冬の冷たさと室内の温かさが対比できます。影は黒ではなく青灰色や薄いこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、冬の題材だからといって全体を暗く塗りすぎ、白い襟巻きや窓の外の雪が沈んでしまうことです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に赤い手袋、黄色い毛糸玉、座布団の緑を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
