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塗り絵のポイント
この絵は、正月の座敷に福笑い、双六、賽子、駒、みかんや松飾りが広げられた場面です。人の姿はありませんが、家族の笑い声が残っているような明るい雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは障子や畳の薄い生成り色、黄緑色を軽く入れ、福笑いの顔と双六盤が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。双六は赤、青、黄色、緑、みかんは橙、文机は茶色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。双六盤は全体を一度に濃くせず、区画ごとに薄い色を置くと、楽しい色合いでも落ち着いてまとまります。福笑いの顔は白を多めに残し、目や口のまわりを淡い桃色や灰色で整えると表情がやわらかくなります。影は黒ではなく青灰色や薄いこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、正月らしさを出そうとして赤や緑を強く入れすぎると、画面全体が重く見えることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後にみかんの丸み、駒の影、松飾りの葉先を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。
