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塗り絵のポイント

この絵は、古い駄菓子屋の壁にブリキ看板、紙袋、値札、木箱、ガラス瓶が並んでいる店先の静物です。人の姿がなくても、店のにぎわいが残っているような昭和らしい雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは壁や棚に薄い茶色を軽く入れ、大きな看板と下段の菓子瓶が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。看板は赤や青、紙袋は黄色、旗は緑、値札は白、木箱は茶色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。ブリキ看板は外側をやや濃く、中央を明るく残すと金属の平らな面が分かりやすくなります。ガラス瓶は中の菓子を細かく塗り分けすぎず、赤や黄色や緑を少しずつ置くと楽しい印象になります。影は黒ではなく青灰色や薄いこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、壁や棚を全体に濃く塗りすぎると、紙袋や看板の色が沈んでしまうことです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に裸電球のまわり、看板の角、瓶のふたや紙袋の折り目に軽く光を足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。