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塗り絵のポイント
この絵は、夕方の路地で紙芝居屋の自転車を子どもたちが囲み、木箱に駄菓子やラムネ瓶が並んでいる昭和の情景です。物語が始まる前のわくわくした雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは空や路地の奥に薄い水色や淡い橙色を軽く入れ、紙芝居の木箱と子どもたちが自然に目立つように少し濃く塗りましょう。紙芝居の箱は茶色、駄菓子や水飴は赤や黄色、背景の家並みは薄茶色や灰色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。紙芝居の画面は淡い色から塗り、木枠の角だけを少し濃くすると立体感が出ます。子どもたちの服は同じ色にそろえず、青、緑、黄色、桃色などを少しずつ使うと、にぎわいが自然に伝わります。影は黒ではなく青灰色や薄いこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、路地や木箱を濃い茶色で塗りすぎると画面全体が重く見えやすいことです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に紙芝居の画面、ラムネ瓶、飴の包みなどに小さな光を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
