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塗り絵のポイント
この絵は、夕方の光が差し込む和室で、少年が赤いブリキの自動車を走らせて遊んでいる情景です。畳や障子、木の玩具箱に囲まれた、昭和の家の中らしいあたたかく懐かしい雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは畳や障子、壁などの薄い黄土色や生成り色を軽く入れ、中心となるブリキの自動車と少年が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。自動車は赤や深い朱色、積み木は青や水色、木箱や箪笥は茶色やこげ茶を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。障子は真っ白にせず、外の夕暮れを感じる淡い黄色を少し重ねると、室内のぬくもりが出ます。ブリキの自動車は窓やタイヤを塗り分け、車体の上側を明るく、下側を少し濃くすると立体感が出ます。影は黒ではなく青灰色や薄いこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、畳の面や少年の服を最初から濃く塗りすぎないことです。全体を茶色や黄色だけでまとめると少し重く見えるため、積み木の青や人形の緑、庭の葉の色をところどころに入れると画面が生き生きします。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、車の窓や畳の明るい部分を少し残すと効果的です。最後に自動車の金属部分や障子に差す光を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
