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塗り絵のポイント

この絵は、若草色の土手に黄色いタンポポと白い綿毛が咲き、遠くに青い川が見える明るい春の風景です。素朴でのびのびした野の花の雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは空や川を薄い水色で軽く入れ、中心となるタンポポと綿毛が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。タンポポは黄色、綿毛は白を残しながら薄い灰色、葉や土手は黄緑と深緑、小道は茶色、雲は白を組み合わせると、春らしい明るさが出ます。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。綿毛は円の外側を塗りつぶさず、中心だけを薄い茶色や灰色で入れると軽さが残ります。タンポポの葉はギザギザの形を意識して、葉先より根元を少し濃くすると自然です。影は黒ではなく青灰色や深緑を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、土手全体を濃い緑で塗ると春のやわらかさが失われることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に綿毛の中心、川の水面、小道の影を軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。