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塗り絵のポイント

この絵は、黄色い菜の花畑のそばで、家族が敷物の上に弁当を広げている春の行楽風景です。明るい季節感と、食卓を外へ持ち出したような楽しい雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは空と遠景を薄い水色で軽く入れ、菜の花と赤い弁当箱が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。菜の花は黄色、葉は緑、弁当箱は朱色、敷物は紺と白、背景の家並みは茶色や灰色を組み合わせると、春らしいにぎわいが出ます。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。菜の花畑は全体を均一に黄色で塗らず、手前を濃く、奥を薄くすると広がりが出ます。弁当箱はふたの縁を少し濃くし、中のおかずは赤、緑、黄、白を小さく重ねると、彩りが楽しくなります。影は黒ではなく青灰色や深緑を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、菜の花の黄色を強く塗りすぎると、人物や弁当が目立たなくなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、花や敷物の明るい部分を少し残すと効果的です。最後に弁当箱のつや、湯のみの影、人物の服の折り目を軽く足すと、行楽らしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。