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塗り絵のポイント
この絵は、フィンセント・ファン・ゴッホの「糸杉のある麦畑」を参考に、黄金色の畑と背の高い糸杉、遠くの山、流れるような雲を描いた塗り絵です。空と畑の広い面をのびのび塗り分け、風が通り抜けるような景色を楽しみましょう。麦畑には黄色と黄土色、糸杉には深緑と黄緑、山には淡い青紫がよく合います。雲を白く残し、空を水色にすると、畑の暖かい色が引き立ちます。木の緑を数種類使うと、遠景にも変化が生まれます。
塗る順番は、空、山、奥の木々、麦畑、右側の糸杉、手前の麦の穂の順がおすすめです。畑は大きな帯に沿って色鉛筆を動かし、ところどころ黄土色を重ねると、うねるような広がりが出ます。雲の内側は薄い青灰色を少量使うだけで、丸みを表すことができます。糸杉は黒で塗りつぶさず、緑を薄く重ねて仕上げましょう。手前の麦の穂をややはっきり、奥の山を淡くすると、景色の奥行きが自然に伝わります。
注意点は、畑の細かな線をすべて濃くなぞろうとすると、全体が重い印象になりやすいことです。広い面の色を楽しむことを優先し、細部は気になるところだけ塗ってかまいません。糸杉にも少し明るい緑を残すと、木の形が見やすくなります。最後に畑の一部へ薄い橙色を重ねると、暖かな日差しを感じられます。見本の細かな筆の跡は再現しなくても大丈夫です。空、畑、木の三つの色の釣り合いを眺めながら、ご自身の好きな夏の景色に仕上げてください。
参考作品:フィンセント・ファン・ゴッホ「糸杉のある麦畑」(1889年)。古典作品の構図や雰囲気をもとに、いろどる向けに再構成した塗り絵です。
