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塗り絵のポイント
この絵は、ジャン=フランソワ・ミレーの「羊飼いと羊の群れ」を参考に、野原に立つ羊飼いと草を食む羊を描いた塗り絵です。原作の静かな素描の雰囲気を生かしながら、草原の緑や衣服の青などを自由に楽しめる見本にしました。草地には黄緑と落ち着いた緑、道には黄土色、羊には白や薄い灰色がよく合います。羊飼いのスカートはくすんだ青、肩にかけた布は茶色にすると、穏やかな田園の景色にまとまります。
塗る順番は、空と遠くの木々、草原と道、羊の体、羊飼いの服、顔や手の順がおすすめです。遠くの景色を淡くすると、手前の羊が自然に目立ちます。羊毛は細かな毛を一本ずつ描かず、体の下側や首のあたりへ薄い灰色やクリーム色を添えるだけで十分です。地面は黄緑を広く塗り、少し濃い緑をところどころ重ねると、やわらかな草の広がりが出ます。服の折り目も黒ではなく、同じ色を少し重ねて表すと落ち着きます。
注意点は、羊の全身を濃い灰色にすると、やわらかさや白さが伝わりにくくなることです。明るいところを多く残し、隣り合う羊はほんの少し色を変えて塗ってみてください。草を細かく描き足しすぎず、広い色の面で野原を表すと、静かな場面に合います。最後に羊の足元と杖のそばへ淡い茶色を足すと、地面とのつながりが生まれます。原作に決まった色を求めず、ご自身の好きな服の色や季節の草原を思い浮かべながら、ゆったり仕上げてください。
参考作品:ジャン=フランソワ・ミレー「羊飼いと羊の群れ」(1852年頃)。古典作品の構図や雰囲気をもとに、いろどる向けに再構成した塗り絵です。
