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塗り絵のポイント

この絵は、峠の茶屋の縁台に腰かけた女性が、石段に立つキツネを眺めている情景です。まず山の斜面や奥の木々を淡い緑、黄緑、薄い橙で入れ、茶屋の木材には茶色やこげ茶を重ねると、昔ながらの落ち着いた雰囲気が出ます。キツネは橙、薄茶、白を使い、顔と尾の先を明るく残すと、野生のしなやかさが伝わります。野菊やすすきには黄色、白、紫、薄茶を使うと、秋の山里らしい彩りになります。

塗る順番は、背景の山、すすきや草花、石段、茶屋の木部、暖簾、人物、最後にキツネの順がおすすめです。暖簾は生成りや薄いベージュで大きく塗り、影になる折り目に青灰色を少し入れると自然です。女性の着物は紫や灰青など落ち着いた色にし、湯のみや籠に小さな色を添えると、静かな茶屋の時間が感じられます。

注意点は、茶屋の木材を全部同じ濃い茶色にしないことです。柱、縁台、屋根裏で少し濃淡を変えると立体感が出ます。キツネは濃く塗りすぎると重くなるため、背中と足元だけを少し濃くし、胸や尾の白を残しましょう。最後に石段のすき間、すすきの穂、キツネの目元を軽く整えると、人里近くの山の静けさがまとまります。