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塗り絵のポイント

この絵は、屋久島の白谷雲水峡を思わせる、苔むした森と清流を描いた絵です。緑の苔に覆われた岩と倒木、透きとおった流れ、シダ、杉の根、木漏れ日、小さな滝が描かれています。苔は黄緑、緑、深緑の三段階で塗り分け、岩の地の灰色をところどころ残します。清流は水色と白、杉の根は赤茶色、木漏れ日の部分は淡い黄色にすると、神秘的な森になります。

塗る順番は、奥の森、杉の根と倒木、苔の岩、シダ、最後に清流と滝の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。空の色を最初に決めておくと、建物や自然の色との組み合わせを考えやすくなります。

注意点は、苔の緑を一色で塗り、奥行きがなくなることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に光の差す苔に黄色を重ねて明るさを出すと、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。