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塗り絵のポイント

この絵は、アメリカのグランド・キャニオンで、年配の夫婦が展望台から夕日に染まる渓谷を眺めている場面です。赤や橙、紫に重なる岩の層、深い谷を流れる川、展望台の手すり、松の木、夕焼けの空が描かれています。岩の層は赤、橙、黄土色、紫を重ねて塗り、遠くの崖ほど薄い紫にします。夕焼けの空は黄色、橙、桃色、谷の川は青にすると、大渓谷の雄大さが伝わります。

塗る順番は、空、遠くの崖、近くの岩、谷と川、松、手すり、最後に夫婦の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。

注意点は、岩の層を全部同じ赤で塗ることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に岩の上の縁に夕日の橙を重ねると、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。